私たちの職場

みはま病院｜病棟　　

師長あいさつ

病棟師長
中村 望美

みはま病院の病棟は、泌尿器科疾患と腎不全・透析治療を受けている患者さんの入院に対応しています。周術期・急性期・慢性期・終末期と、多様な患者層のニーズに応えられるよう、また、患者さんが安心・安全に入院生活を送ることができるように、スタッフ一丸となって日々の看護に取り組んでいます。「みはま病院で働いていて良かった」とスタッフが感じ、「みはま病院に入院して良かった」と患者さんに言っていただけるように、こらからも継続的な自己研鑽に努めて参ります。

看護自慢

検査や手術を目的として入院する患者さんが多く、クリニカルパスに沿って安全に適切な検査・処置が行われます。術後の輸液や尿道カテーテルの管理、疼痛緩和をはじめ、日頃の観察から異常の早期発見と合併症の予防に努めています。また、化学療法、敗血症をきたした重症患者さん、入院が必要となった透析患者さんのケア、患者指導など、多岐に渡る看護実践を行っています。尿や生殖器などデリケートな部分を扱うことが多く、腎不全の分野では生涯に渡る治療が必要となり、入退院を繰り返す患者さんも少なくありません。患者さんの心身に配慮した看護が非常に重要となりますので、日々カンファレンスで情報を共有して意見を出し合い、個々の患者さんのニーズに対応しています。

私たちの役割

急性期を中心に、慢性期や終末期など患者さんそれぞれのステージに合わせて幅広い看護を実践しています。医師やその他専門職との連携を図る中心的な役割を担い、入院中の患者さんが安心して治療に専念できるよう支援します。また、疾患に対する医療的なケアだけでなく、患者さんが社会生活に戻れるよう、患者指導やADL低下防止、退院調整などを行い、そして、患者さんやそのご家族の精神的な不安と苦痛に寄り添うことも大きな役割です。

みはま病院｜透析室

師長あいさつ

透析室師長
新岡 千晶

透析治療は生涯を通じて治療が必要です。当院では病を抱えながらもQOLを維持・向上できることを目的に透析治療、看護に努めています。さらに、長時間透析やオーバーナイト透析など、様々な形態の治療を提供し、患者さんがより積極的に社会活動できるための支援を行っています。また、高齢化率の増加に伴い、高齢者の透析導入が増えています。長期における慢性疾患の経過により導入した時点で合併症を抱えている患者も多くいます。当院では2020年11月より医師、看護師、CE、薬剤師、放射線技師、検査技師、事務と全ての職種が参加する会議（みはま集約医療体制）を月に一度行い、多職種連携で合併症の進行を防ぐための取り組みを始めました。「透析治療を受けていても、健康的で充実した生活が送れる」ことを目標に職員一丸となって研鑽しています。

看護自慢

透析患者さんは自己管理がとても重要になります。透析生活を支えるため、普段より透析中だけでなく透析が無い日の生活についても話を聞き、採血結果から食事の内容を確認して体重の増えの原因を患者さんと一緒に考えるなど、ライフスタイルに応じた指導が出来るように関わっています。
また、高齢の患者さんも多く通院しています。患者さんみんなに長く活き活きと通ってほしいと思っていますので、「食べて、動いて、元気に通う」を目標に、透析中の運動療法も積極的に取り入れています。

私たちの役割

透析治療は生涯を通じて必要となります。患者さん自身の年齢やライフサイクルの変化に応じた看護を提供できるよう、積極的に話を聞き患者さんの“今”を的確にとらえられる関りを心掛けています。
週3回、1回4時間の治療を苦痛なく過ごせるよう、日々技術・知識の研鑽に励み、元気に来た患者さんが元気に自宅へ帰る“当たり前”を続けていくことです。

みはま病院｜手術室

師長あいさつ

手術室師長
長崎 信乃

泌尿器科・腎不全領域の専門病院である当院の手術室では、泌尿器科手術と人工透析の手術を行っています。泌尿器科では前立腺生検は千葉県トップクラスの手術件数を誇っています。また前立腺レーザー治療センターとしてHoLEP（経尿道的ホルミウムヤグレーザー前立腺核出術）・PVP（経尿道的グリーンレーザー前立腺切除術）の2つのレーザー装置を備えており、病態と患者の希望に応じて選択して治療が出来ます。また尿路結石治療センターとして、腎尿管膀胱結石手術に対しては難治症例にも対応しており、より迅速な手術の対応を心がけています。がん疾患にも対応しており経尿道的膀胱腫瘍切除術、腎や尿管の腹腔鏡手術にも対応しています。今後、ダビンチシステムの導入も決定しており先立っては前立腺がんの手術が対応可能です。

そして腎不全・人工透析を受けている患者さんにとってバスキュラーアクセスは命です。患者さんが安心して透析生活が過ごせるようにシャントトラブルやPDカテーテルトラブルなど緊急にも対応ができる体制にあります。
泌尿器科・腎不全・人工透析と専門性の高い分野での手術室のプロフェッショナルとして日々研磨を重ね、医師を始め臨床工学技士、放射線技師等専門職と連携し、安心・安全に患者さんが手術に臨めるように努力していく次第です。
そして何よりも患者さんの気持ちを大切にし、手厚い看護を心がけてまいります。

看護自慢

手術室看護は周手術期看護です。手術室の中だけで麻酔の効いている患者さんに接するだけではありません。術前の様々な情報収集、術前訪問にて実際に患者さんの意思決定に寄り添う支援にも関わっていきます。こんなことがあった、あんなこともあったなどの振り返りをします。そして可能な限り術後訪問を行い、事前に患者さんへの看護目標の評価を通してまた日常の看護のレベルアップに努めたいと考えています。スタッフ皆でスキルアップ目指していきましょう！

私たちの役割

手術室は3つあり、一日平均4~5件の手術を行っています。透析病院のため、アクセス関係の手術は臨時でも素早く対応できます。泌尿器科専門病院として前立腺手術や結石手術はほぼオールマイティーに対応可能です。緊急手術や臨時手術をリーダー看護師と医師で相談し、素早く適切に調整しています。また医療機器に関してもスタッフそれぞれ精通しており、医師より頼りにされています。

みはま病院｜外来受・入退院支援

師長あいさつ

外来・入退院支援師長
鈴木 史子

当院は千葉県で唯一の腎・泌尿器科専門病院です。外来では泌尿器科、糖尿病、慢性腎不全の診療を行っており、尿路結石による腎盂腎炎や膀胱出血によるタンポナーデといった急性期から、腎不全の進行を予防する慢性期の治療、泌尿器科領域の癌によって終末期が近い患者など、様々なステージにある患者が来院します。外来・入退院支援の看護師は、問診や診察室での患者の様子や会話から、疾患や生活に関する困難とそこから生じるニーズについて察知し、患者ひとり一人の心身や暮らし、思いに寄り添った看護の実践に取り組んでいます。

看護自慢

外来・入退院支援は患者やその家族と接する機会が多いので、患者、家族への対応力や、高いコミュニケーション能力も求められます。当院外来・入退院支援の看護師は挨拶、アイコンタクト、目線を同じ高さにして会話する、患者の心身の痛みや不安に寄り添い共感する、といった当たり前のことがきちんと実践できるスタッフが揃っており、患者からも高い評価を得ています。
また、近年では在院日数の短縮や高齢者の増加などに伴い、患者が退院後に安心して過ごせるよう自宅療養支援の重要性が増しており、外来看護師に求められる役割も拡大しています。入院時から退院後の生活を見据えた指導が必要とされており、その役割は主に入退院支援の看護師が担っています。患者が安心して治療を継続できるよう支援するほか、自宅療養を継続するために患者や家族だけでなく、ケアマネージャーや訪問看護師、リハビリスタッフと情報共有し、支援をしています。

私たちの役割

患者の治療で欠かせないのが医療者との信頼関係です。これはどの部署でも同じことがいえますが、外来診療は短い時間で行われることが多いため、医療者との信頼関係を築くことが難しい環境にあります。医師の診察では、問診、検査結果、身体の状態、薬のことなど盛りだくさんなため、わからないことがあっても質問できないことや、自宅で不安なことがあっても聞きそびれてしまう患者がたくさんいます。そうした中で患者さんが納得し、安心して自宅療養を続けていけるよう配慮していかなくてはなりません。患者が言わんとすることを感じとり、医師に質問する機会を設けたり、患者が説明を理解できるようわかりやすい言葉で伝えたりします。患者が医師の治療を安心して受けられるよう間に入り、患者の代弁者になることが外来・入退院支援看護師の重要な役割の一つです。

みはま佐倉クリニック

師長あいさつ

師長
村﨑 めぐみ

当院では教育制度が充実しているため、透析未経験の方や、ブランクがある方も安心して働くことができます。研修は2ヶ月を目安に行い、その間は必ずスタッフがついてサポートします。実際に勤務しているスタッフからも、研修がしっかりしていて良かったという声が上がっています。私も透析は未経験からのスタートでした。また、看護師だけでなく臨床工学技士をはじめ、薬剤師や管理栄養士と共にチームで取り組んでいます。基本的には透析業務が中心となりますが、透析の他にも泌尿器科外来、腎不全外来、入院病棟、手術なども行っておりますので、興味のある方やスキルアップしたい方はこれらの業務につくことも可能です。職場はとても明るい雰囲気で、相談しやすく、やりがいを見つけるにはとてもよい環境が整っています。また、透析は時間が固定のため、家庭と、仕事を両立しながら働きたい方や、子育て中の方にもおすすめです。

みはま佐倉クリニック

みはま香取クリニック

師長あいさつ

師長
田村 伸子

「腎領域」と聞くと、足が遠のいてしまいがいちだと思いますが、どこへいっても初めの一歩はあります。その一歩を踏み出して一緒に働いてみませんか？ 一緒に働く仲間たちのほとんどが未経験者であり、私もそのひとりでした。そんな不安もしっかりと受け止めてくれる研修システムになっていますのでどうか安心してください。
また、当クリニックは病棟はありませんので、日曜日が必ず休日になります。透析時間に合わせたユニークな勤務帯ですので、仕事と組み合わせてPTA活動や学校行事、自分の時間にと、一日を有意義に使えるところが魅力のようです。患者さんたちも自宅から通院されている元気な方ばかりですので、スタッフも含めてあたたかい明るい雰囲気がとても自慢です。
透析は生涯を通して継続していく治療です。だからこその醍醐味があります。私たちと一緒にゆっくりと看護をしてみませんか？

みはま香取クリニック