当院看護部では、患者さんやご家族に寄り添った透析看護の実践と質の向上を目指し、各種学会で研究発表を行っています。今回は、第71回日本透析医学会・学術集会および第37回サイコネフロロジー学会で発表した取り組みをご紹介します。
神戸市で開催された第71回日本透析医学会・学術集会では、当院看護部より3演題を発表しました。
みはま病院からは、認知症を有する透析患者さんとご家族への支援を通じたACP(アドバンス・ケア・プランニング)の基盤づくりに関する実践報告と、LINEや動画配信サービスを活用した患者・家族への情報提供および透析支援の取り組みについて報告しました。
また、みはま香取クリニックからは、透析中の再循環の発見が遅れた事例をもとに、バスキュラーアクセス(VA)評価体制の改善点について発表しました。
長野県軽井沢で開催された第37回サイコネフロロジー学会では、みはま病院の看護師が「透析患者の終末期におけるビリーブメントカンファレンスの意義」について発表しました。
遺族と医療者が、患者さん本人の思いや価値観を共有しながら話し合うことで、終末期支援の方向性をより明確にできることを報告しました。カンファレンスを通じて、患者さんやご家族の希望に沿った支援を実践する看護の役割が改めて確認されました。
今後も学会発表や日々の実践を通じて、透析患者さんとご家族により良い医療・看護を提供できるよう、看護の専門性向上に取り組んでまいります。

